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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
木花之醸造所が造るマッコリ第二弾!
さらにブラッシュアップして、旨重酸な酒に仕上げました。
以下、木村醸造長による紹介文です。
間借りにて韓国料理を展開するキョバンさんとのコラボとして誕生したマッコリ。
前回の軽快な飲みごこちから重心低めな酒に生まれ変わった今回は、湯種法を使い、そやし水を造り、醸造しました。
この酒を一言で説明することは、なかなか難しいです。
湯種…小麦粉は製パンで使用される「湯種法」を用いて、醪中でより糖化しやすい状態にしました。 製パンの場合、お湯と小麦粉を良い温度で混ぜ合わせ一晩寝かせた粘り気のある湯種は、もちもちのパンを製造するときに使用されます。 煎った小麦粉を直接醪に投入した前回に比べて、より小麦粉の糖化が進んで小麦粉由来の風味、コクを醸せたと思います。
そやし水…完全に初めての経験でした。 そやし水を作ったこともなければ見たこともなかったのですが、どうしても今回のマッコリにはそやし水がマッチすると直感で感じました。一度そう思ったらどうしても忘れられない!なので思い切ってトライ! そやし水は各蔵ごとに造り方が異なるそうで、参考に「御前酒」杜氏の麻衣子さん、「天穏」杜氏の小島さんにお話を伺いました。
そして決まったのは、冷米と白麹を漬け込んで数日常温で管理する方法です。 通常冷米、もしくは黄麹を使用して作られるそやし水ですが、今回はレストラン営業で人の出入りが多い醸造所で製造するため、生菌管理がものすごく難しそうでした。
そこで、初めから白麹でクエン酸を供給し酸度を上げることによって、ある程度不要な菌を抑制できるのではないかと考えました。 徐々に上がってくる酸と独特の香りを楽しみながら毎日櫂入れして数日、コクのある酸味を持ったそやし水が出来上がりました。
飲み口は甘く、穀物由来のコクが追いかけ、日本伝統の酒を感じさせる酸味が後味をまとめます。
さらりとしたテクスチャもマッコリならでは。韓国料理はもちろん焼肉など様々な料理と合わせてください。
SPEC
原材料:米麹(国産米)、米(国産)、小麦粉
アルコール度数:15度
内容量:500ml